近頃、コロナ不況を経て買付余力の重要性を改めて実感しました。
また、2月頃から中断していたIPOが6月から続々とスケジュールされてきています。
これら2つの要素を踏まえ、効率よい投資ライフを考えてみましたので是非ご覧ください。
こんな方に向けた記事です。
- 余力資金でIPOで稼ぎたい方
- コロナ騒動で全力Betを改めたいと思った方
- IPOのおすすめの証券会社が知りたい方
IPOに資金を割り当てて全力Betから卒業しよう!
コロナウイルスでは、過去最速の勢いで最高値からの暴落、そして値戻しを経験しました。
全力Betでは買い場が訪れたときに指を加えて見ているしか選択肢がありません。
残高が少ないために思い切った買い付けが出来なかった。非常に歯痒い思いだったな!
これを教訓に買い場到来のために現金をストックしておきましょう。
しかし、現金をただ遊ばせておくのでは機会損失だと思う方も多いですよね?
そこで都合の良い資金管理ができるのがIPOなのです。
次からはIPOについて解説していきます。
そもそもIPOって何?
- 新規公開株のこと。上場する前に株を買う権利を抽選で手に入れることができる。
- 上場日に初めて付く株価(初値)で売ることで高い勝率と利益を得ることができる。
- 初値売りの勝率は9割に迫る。
- 抽選なのでなかなか当選しないが、当選さえすればかなりの勝率が約束される。
IPO時は値段の上限が決まっているのに対し、上場を果たした途端に人気銘柄ほど上値が青天井になるため、利鞘が稼げるという仕組みです。
ここでいう人気とは、初値で売る当選者(供給株数)と初値で買いたい投資家(需要)のバランスで決まります。
規模の小さい企業ほど上場株数が少なく、需要過多で値上がりが大きいパターンがかなり多いです。
TVのニュースなどで報道される目玉IPOほど時価総額が大き過ぎて値上がりしなかったりします。
なぜ今なの?
コロナウイルスの最中、各国は景気後退を避けるため、異次元の財政出動を行っています。
皆さんの中にも定額給付金や持続化給付金を受け取った方も多いと思います。
今後は世の中にはお金がジャブジャブに増え続ける流れが続くでしょう。
IPOにも大量の資金が流入し、初値が高くなりやすくなることが予想されます。
IPOにとっては追い風ということですね。
全力Betから控えた資金とIPOの相性が良いわけ
IPO用の資金はIPOエントリーによる資金拘束時をのぞけば自由に使用できる現金です。
日頃、株式投資に有り金を全力Betしてしまう体質の方には、買い付け余力をIPOに振り向けることは理にかなっています。
なぜならば、IPOの資金は基本的にはIPOのエントリーに使用しますが、もし狙いをつけていた上場株が安値をつけた場合は、IPO用の資金をすぐさま上場株の購入へ振り向けることができるためです。
IPOと上場株買付余力の2通りの目的の資金を作るということですね。
IPOってどうやるの?
IPOに対応した証券会社で口座開設し、IPO資金を入金したら、あとは簡単。
スケジュールに則ってエントリーしたい企業の抽選に参加するだけです。
当選できれば購入の案内メールが来て購入手続きができるようになります。
IPOの証券会社の選定においては、各社エントリーのルールが異なります。
ご自身の資産状況に合った証券会社を選ぶ必要がありますが、一人で複数の証券会社から参加することが可能です。
ここでは資金があまり用意できない方向けの証券会社をピックアップしていきます。
貧民のおいら好みの証券会社でよろしく♪
おすすめの証券会社ランキング
SBI証券
IPOには主幹事証券会社というものがあり、主幹事を務めることで他の証券会社多くの当選票を持つことができます。
同じ企業のIPOでも主幹事の証券会社で応募する方が当選確率が高くなります。
トップクラスの主幹事率のSBI証券は文句なしにおすすめです。
さらにIPOでの地位を盤石にしている点がSBI証券オリジナルのIPOチャレンジポイントです。
IPO落選時にポイントが1P貯まり、300P〜500Pほど貯まれば優先的に当選権をもらうことができます。
(必要ポイントはポイント行使対象のIPO案件の人気に左右されます)
当選票の多さとIPOチャレンジポイントで着実に当選へ向かっていきたい方におすすめの証券会社です。
松井証券
松井証券のIPOでの魅力は、何と言ってもエントリー時に資金が必要ないことです。
複数の証券会社を掛け持ちする資金が無くても掛け持ちエントリーできるのが最大の強みです。
めでたく当選後には資金を入れる必要がありますが、簡単に当選しない事を考えれば、当選後の証券会社に限定して資金を振り当てられるメリットは計り知れません。
資金が少ない方には簡単に抽選回数を増やせる手段となりますので、開設必須の証券会社です。
また、どの証券会社も基本的には大口顧客にIPOの当選権を付与しがち(八百長とは言いませんが・・・)
松井証券は当選票の70%が完全抽選です。一般人にとても優しい証券会社です。
ライブスター証券
実はライブスター証券も、松井証券と同様にエントリーに資金を必要としません。
安さは正義です。デメリットなしで抽選回数が増やせる証券会社です。
また、ライブスター証券はIPO取扱件数や当選票は少なめですが、顧客の規模がそれほど多くないため、顧客数を考慮すると当選率は高めになると言われています。穴場というやつですね。
ランキングの順番に関わらず、本格的にIPOを行うのであれば3社とも口座開設を行いましょう。
まとめ
上場株式投資において買付余力の管理は非常に重要です。
IPOと買付余力の管理は非常に相性が良く、いざと言う時の買付余力を残しながらIPOで一獲千金を狙いましょう。
IPOは無料の宝くじのようなものです。たぴと一緒にドキドキしませんか?
アフターコロナの資金管理と投資ライフ、試してみてはいかがでしょうか。
計画的な買付余力管理で次の暴落へ臨もう!