ウェルスナビのリバランス機能に魅力を感じ口座開設した、たぴです。
初回入金と定期積立の初回分が投入されてから1ヶ月が経ちました。
今回は途中経過の状況を報告します。
【リターン発表】好調な滑り出し

リターンは円評価で+3,089円となりました!
ウェルスナビ開始のタイミングとしてはとても良い時に開始できました。
今後暴落が来ないことを祈るばかりです…笑
次は資産クラスごとの成績を見ていきます。
【値上がりランキング】首位はGLD
- 金(GLD)6.55%
- 米国株(VTI)5.01%
- 日欧株(VEA)2.82%
- 新興国株(VWO)0.86%
- 米国債券(AGG)-1.46%
- 不動産(IYR)-2.79%

【市場の考察】リスクオン相場入り
金(GLD)、米国株(VTI)が強い相場です。
入金当初は金のリターンが10%を超えていましたが、現在は調整が入ってグズグスしている状況。
代わりに上がってきたのが米国株で、そのうち追い越す勢いですね。
コロナ禍で安全資産の金への資金流入が多かった状況から一変、リスクオンの様相で米国株に資金が流れています。
市場のセンチメントがリスクオンに動いた要因
- ワクチン開発に関する明るい兆し
- 日次感染者数の推移がピークを越えた可能性
- 米国の現金給付第2弾発表
リスクオンに傾いた要因は主に1と2が大きいと思います。
ニュースの通りですね。
3番目は少し説明していきますと・・・
米国ではコロナ禍への対応として、米国民に現金給付策第2弾を行うことが発表され、8月には給付が開始されることになりました。
ウェルスナビは米国ドル建の資産で成り立っています。
この報道はウェルスナビの米国債券をのぞく資産にプラス要因となります。
正確には、米ドルがたくさん刷られ価値の希薄化により、それぞれの資産クラスが値上がりしたように見えると言った方が正しいかもしれません。
次の画像は米ドルでの評価です。

円評価よりもリターンが良く見えますね。
事実、少しドル安に傾いているのが分かります。
私が買った時点よりも米ドルが安くなったので、円よりも評価が良いように見える、ということですね。
そう考えて各資産を見渡すと、不動産があまり値上がりしていません。
私が購入した時からは逆に値下がりしていますね。
コロナ前の価格にさえ戻れず、割安に放置されていると考えられますね。
以上、相場感に左右されたウェルスナビの結果報告第一回目でした。
ウェルスナビの特徴
メリット
- 本当のほったらかし投資
- 銘柄、経済ニュースを学ぶキッカケを作れる
ウェルスナビの最大のメリットは「ほったらかし投資」にあります。
気に掛けるのは入金だけ。あとは全部まるごとウェルスナビにお任せです。
投資初心者は、投資をする者の誰しもが通る道です。
初めは何の銘柄に投資をしようか見当もつきませんよね。
今は知識はないけど、とにかく何かに投資を始めたい!という行動力のある方に向いているのがウェルスナビです。
日々、価格が変動するもの(リスク資産)に触れることで投資を体感できます。
また、運用経験からはさまざまな疑問が生まれてきます。
「金が値上がりしているのはなぜ?」
「米国株が強いのは何で?」
疑問をひとつずつ解決し、あとから知識を付けていけば良いんです。
- 知識よりも経験が大切
- 足りない知識は経験から自然に身に付く
長い長い時間を必要とする資産形成においては、思ったらすぐに始めるということは、とても理にかなった行動です。
投資を始めたくなった!でも失敗はしたくない!
こんな方、ウェルスナビから投資に触れてみましょう。
デメリット
- ひとつの資産クラスだけ売却できない
- 手数料が発生する
ウェルスナビは値上がりしている資産クラスだけの売却や、値下がりしているものの損切りはできません。
6つ又は7つの資産クラスを合わせてウェルスナビとして成り立っています。
過去の歴史から綿密にシミュレーションされた資産配分で皆さんの資産運用を成功に導くことが目的のウェルスナビ。
ひとつだけ売却するなどのアレンジはできません。
銘柄売買へのチャレンジは知識をつけたあと、証券会社の口座にて、培った知識を存分に活用していきましょう。
手数料の面も同様です。
ウェルスナビの手数料は年率資産の1%です。
投資開始時点では授業料と考えると納得できると思います。
ウェルスナビは自転車で例えると補助輪のようなもの。
ひとりで運用できる知識がついたときに、改めて資産運用の方法について考えていきましょう。
何もわからない状態で株を買うのはギャンブルです。
例えば、ギャンブルで一発退場し一生の機会損失をすると仮定するならば、ウェルスナビは非常に安価な選択です。
わたしの投資デビューの失敗談
私も駆け出しのころの失敗談があります。
はじめての投資はNISAで買った毎月分配型の悪質な投資信託でした。
確認するたびに目減りする資産…
結局、損失を出して売却しました。
その後は一年以上、投資から離れてしまいました。
当時、ウェルスナビのサービスがあったとしたら、ずいぶんとマシな投資デビューができていたかもしれませんね。
まとめ
現在の相場は少し過熱感を帯びてきました。
値上がり機会と同時に値下がりリスクも高く、投資デビューをするタイミングとしては少し怖い時期になっています。
テスラやアップルを保有しておけば間違いない!
なんて言葉が聞こえてくる始末・・・
特に、知識がない人はひとつのETFや個別株をとりあえず買ってみる段階ですから、極端な資産配分になりリスクが高くなりがちです。
そんな方はウェルスナビを活用し、安定のポートフォリオで今の激動の相場を体感・学習してみるというのはいかがでしょうか。
きっと良い体験が待っていますよ!