日米個別株

米スターバックス、コロナ禍でテイクアウトへ舵きり

米国珈琲チェーンのスターバックスは従来のカフェ店舗から持ち帰り専門店へシフトしている。

従来店舗400店を閉鎖または改装、移転し、持ち帰り専門店を40〜50店舗出店する計画を明らかにしたとWSJは報じている。

自身の経済的堀から足を踏み出したスターバックス

もともと外食産業とは、新規参入が多く、店舗とレシピさえあれば開業でき、企業間の競争の多い業種と言えます。

参入障壁の低い外食市場において同社は、落ち着いたカフェ空間の提供に力を入れ、顧客が読書や仕事、勉強、考え事など、自分の世界に入り込める場所を付加価値となるように力を入れていました。

特に力を入れた店舗は、通称、高級スタバと呼ばれ、顧客の目的をコーヒーの飲食から店舗への入店に変えさせるほどの店舗演出をしています。

事実、パリのオペラ座の店舗ではシャンデリアが完備され、王宮のような内装で顧客に特別な空間を提供しています。

また、上海では、同社で世界最大の店舗の「リザーブロースタリー」という、生豆からコーヒー豆を焙煎する様子を楽しんだりと、ある種、テーマパークのような体験ができます。

コーヒー+カフェ空間の提供という強みは参入障壁の低い外食産業での大きな経済的な堀となっていたのです。

コロナ禍において同社は、自身の堀に閉じこまるのではなく、新たな可能性へ一歩足を踏み出したと言えるのかもしれない。

高価格競争力にも影響

カフェ空間の提供は、価格への強力な訴求力も持っており、コーヒーだけに力を入れてきたラッキンコーヒーなどの競合とは違い、高価格競争力がありました。

実際にスターバックスのコーヒーは少し高いですよね。

持ち帰り店の出店で価格帯にはどのような影響が出るのでしょうか。

現状では店内飲食と同価格での提供となっていますので、まずはこのままの価格を維持する方針でしょう。

価格の維持には店内飲食とテイクアウトの比率が重要で、あくまで店内飲食が主力であることが消費者に認知される必要があります。

今後の同社は、高価格帯を維持し、従来店舗のカフェ空間にテイクアウトというお手軽さを加わえる目論見です。

実現できれば店舗維持費の減少も加わり、株主に大きな利益をもたらすでしょう。

今後のスターバックスの動向に注目です。

たぴ

たぴにとっては少し特別な気分の時に入店するお店です

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