楽天ポイントで投資をしよう
たぴです。
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資信託を購入することができます。
現金での投資は怖いけど…
ポイントだったらやってみようかしら?という方も多いのではないでしょうか。
この記事では楽天証券の開設方法を詳しく紹介していきます。
ポイント投資のメリット
ポイント投資のメリットは人それぞれ考えようではありますが、様々なメリットがあります。
余剰資金での運用ができる
ポイントは現金ではありませんから、必然的に余剰資金での運用となり、日常の生活に支障を来たすことなく投資に挑戦できます。
買い物後に貯まる性質から、お釣り貯金(投資)に近い運用となりますね。
ポイントの使い道に困らない。無駄遣いが減る
そもそもポイントとはリピート客を増やすための囲い込み戦略です。
貯まったポイントに現金ないしクレジットカードなどで追い金をして買い物をしたり、ポイントだけで何が買えるかなと考えたり、無駄遣いをする方へ向きがちになってしまいます。
その点ポイント投資ならば100円から投資信託を購入できますので、ポイントの使い道に困らなく(探さなく)なり、無駄遣いが減りつつ、資産を残すことができます。
ポイントで投資体験が味わえる
ポイントは現金ではありませんので、万が一失っても「まぁいいか」と開き直れますよね。
(実際には正しいものに投資すれば0ポイントになってしまうことはありません)
このブログを見てくれている方は、少なからず投資に興味があるのでしょうから、勉強代と思って思い切ってポイント投資にチャレンジすることをお勧めします。
投入したポイントで得られる経験は金額以上の価値になることでしょう。
尚且つ体験期間中に含み益のある期間、含み損の期間、両方を体験できたのならば、一通りの投資体験ができたと言っても良いでしょう。
ポイント投資のデメリット
まとまった資金投下ができない
主に買い物の際に貯まるポイントですから、不定期のつみたて投資しか向いていません。
タイミングを図ったまとまった投資をすることも可能ですが、ポイントを貯める事にそれなりの時間を要します。
100円以上貯まった時点ですぐに投資に回す、といった投資方法になってしまいます。
元本が少なく効果がもの足りない
非常に小刻みな投資となりますから、購入作業の割りに元本が増えません。
元本が増えないと投資の含み益も微々たるものでしょう。
ポイント投資をキッカケに投資にチャレンジし、慣れや物足りなさを覚えたら本格的に現金での投資を考えてみる時期です。
本格的に投資を考えるなら「つみたてNISA」
ポイントで投資の世界に一歩踏み出すことができ、投資をする事の実感や感覚が理解できたのならば本格的に投資を始める事も考えてみましょう。
そして、もし投資を始める決断をしたのであれば「つみたてNISA」から始めましょう。
次の項ではポイント投資とつみたてNISAで投資を行うための楽天証券口座の開設手順を紹介していきます。
楽天証券口座開設手順
楽天証券の口座開設はスマホからも簡単にできます。スマホ画面を見ながら順を追って説明していきます。
楽天会員情報の読み込みとメール配信の選択

楽天会員の方は、会員情報から氏名・性別・生年月日・住所などを読み込みできるため作業短縮のため、メールアドレスとパスワードを入力して読み込みを行いましょう。
楽天会員でない方は、その下の「楽天会員でない方」を選択し、個人情報を入力しましょう。

ご案内メールは宣伝のメールなので受信しなくても構いません。
画像では「受信する」を選択しています。
特定口座の開設
特定口座とは?
特定口座、一般口座の種類で税金の支払い方や確定申告の方法が異なってきます。
簡単な各口座の説明は以下の通りです。
確定申告:不要
証券会社が利益から税金を差し引いて代わりに支払ってくれる。オススメ!
確定申告:必要
証券会社が作ってくれる年間取引報告書を使用して、自分で確定申告を行う。
確定申告:必要
年間取引実績を集計、税金の計算から確定申告までを自分で行う。
特定口座(源泉徴収あり)を選ぼう

確定申告は素人にとっては非常に手間な作業なので、自分で確定申告をするメリットが特にわからない場合は「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しましょう。
【推奨】つみたてNISA口座開設
つみたてNISA口座とは?
つみたてNISA口座とは入金額が年間40万円×20年間と制限がありますが、運用益が全て非課税になる口座です。
日本国民ひとりに対して1口座だけ開設が許されている政府肝入りの制度です。
NISA口座とは?
つみたてNISA制度の前身の制度であり、今のところ並行稼働しています。
入金額がより資金に余裕のある方向けの制度で、年間120万円×5年間(ロールオーバーで最大600万円を10年間運用可能)です。
投資は期間が長いほど複利メリットが大きくなりますので、たぴはつみたてNISA口座をお勧めしています。
つみたてNISA口座を開設しよう

現時点からつみたてNISAを見据えている方は最初から開設しておきましょう。
対して、まずはポイント投資を体験してみたいという方は「開設しない・あとで登録」を選択してください。
他証券会社からNISA口座を移管する場合はチェック

他社でNISA口座を開設済みで、楽天証券へ移管したい場合はチェックボックスにマークをしてください。
移管を行う方は非常にマニアックな方のみです。一般の方はマークする必要はありませんので気をつけてください。
【推奨】一緒に楽天銀行口座を開設しよう!
楽天銀行とは?
楽天銀行口座があると楽天証券との資金の移動が簡単になる「マネーブリッジ」が使用できます。
特に大手や地方銀行など、振込に手数料が発生する口座しかお持ちでない方は、楽天銀行口座開設でお得になります。
また、楽天カードの支払先を楽天銀行に設定すると楽天市場でのポイント付与率が+1%されます。
(楽天カードの支払い先を楽天銀行に設定し、楽天カードで投信積立が最高にお得)
この際に一緒に作っておくと何かと便利になりますのでオススメです。
楽天銀行口座を開設しよう

開設は無料です。後々の開設は手間になるので一緒に開設してしまいましょう。
開設する場合は「楽天銀行口座の申込」で「申込む」を選択しましょう。
【オプション】iDeCo、FX、信用取引口座の開設
iDeCoとは?
個人型確定拠出年金(イデコ)は60歳まで資金が拘束される代わりに、運用益が退職金所得控除の対象になる口座です。
また、毎年の拠出額の全額が所得控除になりますので節税効果にもなります。
節税をしながら老後の資産形成を行うための口座と言えばわかりやすいでしょう。
開設を行うとすぐに資金の拠出が始まる仕組みなので、しっかりと人生設計を行ってから始めましょう。
非常にお得な制度ですが今回は開設しません。
FXとは?
外国為替証拠金取引。入金額の1〜25倍のレバレッジ(借入)を付けて為替差益や金利差によるスワップポイント(利子)を稼ぎます。
借入により値動きが激しくなることやギャンブル性が高いので、たぴは否定的です。
これからポイント投資を検討中の方は開設する必要はありません。
信用取引とは?
小額を証拠金として証券会社に預け、借りたお金で株を買ったり、株を借りて売りから入る取引をします。
基本的にはFXと同様で、自己資金以上の取引が可能になり知識を必要とします。
売買差益で稼ぐ手法になりますのでギャンブル性が高く、今回は開設しません。
各口座は必要になった時に開設しよう
これらの口座は知識と心構えができてからの開設にしましょう。
まずはポイント投資を気楽に楽しんでみることをお勧めします。
iDeCoに関しては非常に有利な制度です。今は今後の検討内容と考えましょう。

最終的には以下のように選択しました。
同じように選択している方は確認時の参考にしてください。

規定類の同意をしよう

「規程類を確認する」の青枠をタップするとPDF参照画面になりますので、ざっと目を通して閲覧を完了しましょう。
元の画面に戻ると同意のチェックマークが押せますので「同意して次へ」を選択します。
本人確認書類を送ろう
スマホで提出ができます
最後に本人確認書類の提出が待っています。
引き続きスマホから提出可能ですので、本人確認書類を選択してカメラで撮影、送信を行います。
一度休憩を挟んで、配信済みのメールから提出や、郵送での提出もできるようですのでお好みの方法で提出しましょう。

必要な書類はコレ!

お勧めというか最も一般的なのは運転免許証の表裏ですね。
裏面については住所変更などの特記事項がなくても撮影が必要ですのでご注意ください。
マイナンバーの提出について
本人確認書類の提出時にマイナンバーを使用しなかった場合は、後々マイナンバーの提出が必要になります。
ただし、名目上の提出義務の様で、提出なしでも取引上はデメリットが無いそうです。
たぴは一応提出済みですので、ここでも推奨しておきます。

まとめ
楽天証券は初心者向けのポイント投資から始まり、楽天カードでの投信積立でポイントがもらえたり、玄人向けに米国株式や米国ETFの買付手数料無料など、幅広い層へのお得なアプローチが数多くあります。
更にこれらは近年設定されたばかりの新しいサービスで、まさに成長過渡期、これからの新サービスにも期待できる証券会社です。
口座開設に費用は発生しませんので試しに開設してポイント投資で遊んでみてはいかがでしょうか。