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コロナ禍の米株式市場は割高かIPOとPERから読み解く

長期投資家においては、現在の米国市場から資産を調達することが長期的なメリットに繋がるのか、非常に興味があると思います。

そんな私も、今は投資をすべき時なのか、現金として保有すべき時なのかを考える毎日を過ごしています。

先日、WSJで面白い記事がありましたので紹介した後、自分なりの考察をしていきます。

IPOの観点から考える

新規株式公開(IPO)の件数とIPO初日の平均リターンだ。フロリダ大学のジェイ・リッター教授(財政学)のデータによると、IPOの件数は1999年の1年間で476件、今年はこれまでに44件と、今年のほうがはるかに少ない。1999年のIPO初日の平均リターンは71%で、今年の34%の2倍以上もあり、今のほうが市場ははるかに落ち着いていることが分かる。もっとも、チャートを見れば分かるが、今年の平均リターンは2000年以降で最も高い。

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WSJより引用
たぴ

1999年のIPO市場は「可能なかぎり新規公開する」「しなければ損」というような状況と言えますね。

2020年現在ではIPOを延期する企業が減り、徐々に活況が出始めてきたところです。

IPOの観点からはバブル相場は始まったばかり。まだまだ値上がりすると考えることができますね。

PERの観点から考える

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S&P500の平均PERは14.83

2020年7月9日のPERは22.60

十分に割高と言えますよね。

グラフ上の若干窪んでいる部分は2018年末と2020年3月末の下落時のPERを表していますが、その時点でも20を超えているんですね。

近年の米国市場は下落局面でも常に割高な状態であり、現在の相場に至っては過去150年の中でも4番目に高い水準です。

では、この株高は何を根拠に織り込んでいるのでしょうか。

ゴールドマンサックスが新型コロナウイルス蔓延前の2019年7月に出した予想を確認してみました。

2019年度の予想EPSは167ドル、2020年度は177ドルです。

2020年7月10日現在のS&P500指数は3152ドルですから、PER17.8となります。

コロナ禍前のEPSを基準に算出した場合は、平均より若干高い程度の水準にまで下がることがわかりました。

まさに、「コロナの影響は限定的。時期が来れば経済は回復する。株価はコロナが去った後の経済を示している」と言わんばかりの数値になっていますね。

しかし、一部メディアでは、コロナ禍が去るのは2022年ではないかとの見方もあるようです。

株価は半年後を織り込むことを考えれば、値上がりはまだまだ時期尚早とも考えられます。

今後しばらくはコロナの新規感染者の動向により、上がったり下がったりの相場を繰り返すのかもしれません。

まとめ

WSJのIPOを観点とした見方ではバブル相場を、PERの観点からはコロナ禍に影響される株価を紹介しました。

歴史的に見ても株価は確かに割高です。

しかし、それが値下がりに直結するとは言えないのが相場ですね。

過程や時期はどうあれ、いずれバブル相場を養成するとの見方が有力ですね。

私は、長期的な資産としてのS&P500の新規保有は控え、割安株の選定や、短期トレードで今の相場を楽しんでいこうと考えています。

皆さんは今の相場にどのように立ち向かいますか?

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