ビットコインはどうやって買うの?
ビットコイン値上がりのウワサに聞いて、仮想通貨投資にチャレンジしてみたい方はこのような疑問を持っていることでしょう。
今回はそのような疑問を解決できるように、仮想通貨取引所の口座開設、ビットコインの買い方、様々なサービスを解説していきます。
ビットコインを買ったり保有したりするには、仮想通貨取引所の口座をつくる必要があります。
くわしく解説していきますね。
ビットコインとは?
ビットコインとは、ナカモト・サトシ氏によって生み出された世界初の仮想通貨です。
一般的には仮想通貨=ビットコインのイメージが強いのですが、仮想通貨は他にも色々なコインがあります。
それらはビットコインに追従して生まれたコイン達であり、総称してアルトコインと呼び、その仲間は今も増え続けています。
アルトコインとはAlternative Coin(代替のコイン)の略です。
ビットコインは仮想通貨のリーダーなんだね。
仮想通貨を始めるならコインチェック!
ビットコインを始め、仮想通貨を始めるなら仮想通貨の取引所のアカウントを作成する必要があります。
取引所では、仮想通貨の口座と売買のサービスを提供してくれます。
取引所のアカウントは、簡単に言えば銀行口座のようなものです。
コインチェック株式会社とは?
現在の取締役 副社長執行役員でエンジニア出身の和田晃一良氏が在学中に創業した「レジュプレス株式会社」が起源になっています。
2017年に「コインチェック株式会社」に社名変更。
「ある事件」を経て、マネックス証券で有名なマネックスグループの傘下になりました。
2019年1月には金融庁から「仮想通貨交換業社」に認定を受けています。
初心者に馴染まれやすいインターフェイスや手数料体系が好評で、現在では250万人のユーザーに愛用されています。
「ある事件」についてはコインチェックのデメリットのところで解説していきます。
コインチェックのメリット
取り扱い通貨が多い
コインチェックはビットコインのほかにもイーサリアムやリップルなど13種類の仮想通貨を取り扱っています。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- LSK(リスク)
- FCT(ファクトム)
- XRP(リップル)
- XEM(ネム)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナコイン)
- XLM(ステラルーメン)
- QTUM(クアンタム)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
コインチェックは取り扱いコインの拡大に積極的です。
- 代表的な取引所との取扱通貨の比較
仮想通貨取引所 | コイン種 |
---|---|
Coincheck(コインチェック) | 13種類 |
DMMBitcoin(DMMビットコイン) | 11種類 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 9種類 |
仮想通貨はどれが値上がりするか分かりません。幅広く所有して利益を逃さない手法もありますね。
アプリが初心者向けで直感的

投資やトレードと聞くと難しいチャート分析をしてタイミングを図って買う!みたいなイメージを持ちますよね。
コインチェックは初心者向けで非常に簡単な作りになっています。
コインの購入はとっても簡単です。
- 買いたいコインを選ぶ
- 日本円で金額を入力
- 購入ボタンをタップ!
これだけで買えちゃうんです。
なるほど、ボクにもできそうだね!
「Coincheckつみたて」で自動積立ができる
人気のある積立サービスですが、コインチェックにも実装されています。
Coincheckつみたてを利用すれば入金手数料が無料になることが最大のメリットです。
毎月一定額を自動で積み立てるサービスです。
毎月決まった日時に淡々と買うことで次のようなメリットがあります。
「高いときはたくさん買わず、安いときにたくさん買う」平均購入単価を下げることができます。
右肩上がりのコインで行えば安定した資産形成につながります。
<Coincheckつみたて対象コイン>
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- LSK(リスク)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- XLM(ステラルーメン)
<引き落としから買い付けまでのスケジュール>
- 引き落とし日・・・毎月27日(土日祝の場合は翌営業日)
- 買い付け日・・・・毎月7日(土日祝の場合は翌営業日)
<つみたて可能額・手数料等>
- つみたて可能額・・1万円〜100万円の範囲
- 金額のきざみ・・・1,000円単位
- 入金手数料・・・・無料
長期投資に向いたサービスですね。
もうひとつ、長期投資向けのサービスを次で紹介します。
コイン貸し出しで最大5%の金利がもらえる
コインチェック独自のサービスとして、コインの定期預金のような体験ができます。
Coincheck貸仮想通貨サービスとは?
「貸仮想通貨サービス」とは、お客様の保有する仮想通貨について、お客様と当社が消費貸借契約を締結することによって、一定期間当社がお預かりし、契約期間満了後にお預かりした仮想通貨と同量・同等の仮想通貨をお返しするとともに、一定の料率で計算した利用料をその仮想通貨でお支払いするというサービスです。
出典:Coincheck公式サイト
対象のコインは全種類!
最低貸し付け金額:1万円相当
↓貸し出し期間と受け取り金利はこちら↓
- 14日間(年率1.0%)
- 30日間(年率2.0%)
- 90日間(年率3.0%)
- 180日間(年率4.0%)
- 365日間(年率5.0%)
長期運用が目的なら貸し付けサービスを積極的に使っていきましょう!
〜たとえばこんな使い方〜
長期運用部分は1年間の貸し付けで5%の金利で着実に増やす。
短期トレードの部分は値上がり益を狙うため、貸し付けを使わず一発逆転!
2段階で攻守バランスのとれた資産運用。
ふむふむ、イメージが湧いてくるね!
価格が分かりやすい作りになっている
コインチェックは買うときと売るときの手数料が無料と聞きました。
実はコインの価格には手数料が含まれています。
アプリに表示されるコインの価格には手数料が含まれていて、そのほかに費用が上乗せされることはありません。
例)500円分買いたい場合は手数料込みで500円で購入できる
無料ではなく、手数料を意識しない作りということね。
手数料については次の項目でも詳しく説明していきます。
コインチェックのデメリット
手数料(スプレッド )が高い
さきほど、買うとき売るときの手数料は込み込み表記になっていると紹介しました。
手数料はスプレッドという形で発生しています。
取引所が定める、買うときのレートと売るときのレートの金額差のことを指します。
買うときのレート>売るときのレート
例えば、ある瞬間に同量の仮想通貨で買いと売りを同時に行った場合には損が生じる事になるのです。
スプレッドとは、目に見えない手数料というわけですね。
コインごとにスプレッドは異なります。
ビットコインのスプレッドは約2%です
長期投資の場合はあまり気にはなりませんが、短期トレードでは無闇に売買をしないことが大切です。
日本円の入出金で手数料がかかる
ビットコインを買うためには、まず日本円で軍資金を入金しなければ始まりません。
結論から言いますと、コインチェックの入出金手数料はかなり高いです。
しかし、入金手数料においては回避策もありますので、なるべく費用を抑えるようにしましょう。
入金方法とその費用は次の通りです。
入金方法 | 手数料 |
---|---|
銀行振込 | 銀行の所定の手数料 |
<コンビニ入金> 3万円未満 3万円以上 | 770円 1,018円 |
<クイック入金> 3万円未満 3万〜50万円未満 50万円以上 | 770円 1,018円 入金額×0.11%+486円 |
高いね〜!振込手数料タダの銀行を使うべきだと思います。
ネット銀行の銀行振込無料回数を使用して賢く入金しましょう。
次に出金手数料は次の通りです。
出金方法 | 出金手数料 |
---|---|
日本の口座に出金 | 407円 |
海外口座へ出金 | 廃止 |
出金手数料は素直にお支払いしましょう。
【重要】過去にNEM流出事件が起きた
口座開設前に絶対に知っておくべき事実なので紹介しますね。
コインチェックは過去にクラッキングを受けたことがあります。
取り扱っているNEM(ネム)建ての顧客資産が外部に送金された事件です。
被害総額は580億円。
財務省の業務改善命令により、経営体制抜本見直しと顧客保護徹底などの対応を行い、被害を受けた顧客へ全額補償を果たしました。
その後はマネックスグループの傘下に加わり経営陣も刷新。
セキュリティレベルも知名度も向上し、新たに生まれ変わりました。
2019年1月には金融庁から「仮想通貨交換業社」に認定を受けるほどに信頼を取り戻しています。
被害を全額補償した実績は信頼できるね。
過去の教訓は忘れてはいけませんが、マネックス証券の後ろ盾と金融庁の認定は心強いです。
コインチェックは信頼を取り戻したものの、ビットコインの取り引きはセキュリティリスクがあるということを覚えておく必要があります。
まとめ:Coincheck(コインチェック)でビットコイン投資がおすすめな人
1.仮想通貨の取引が初めての人
仮想通貨が初めてな人でもコインチェックなら初心者向けにカスタマイズされたインターフェースで直感的に操作できると定評があります。
買いたい金額を指定して購入するだけ。すべてスマートフォンだけで完結できます。
2.いろんなコインを買ってみたい人
仮想通貨は値上がりと値下がりの幅が激しく、他の金融資産と比較してリスクが高いです。
その点、複数のコインに分散投資を行うことでリスク分散につながります。
「欲しいコインが取引対象外だ!」ということも避けられますね。
3.長期投資を目的としている人
やはりコインチェック一番のメリットは貸仮想通貨サービスでしょう。
仮想通貨は希少性から将来の値上がりが期待されていますが、貸仮想通貨サービスにより、金利で複利の効果が合わさります。
これにより、利子のつかない金銀プラチナなどを上回る効率で資産の最大化が期待できます。