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2020年の経済とドル/円相場予測

2019年を振り返って

2019年は各国の中央銀行が緩和モードに入り18の銀行が利下げを行いました。

その中でもFRB(連邦準備制度理事会)は、19年1月時点での2.5%から年間通して3回、合計で0.75ベーシスポイントの利下げを実施し、19年末は1.75%で年を越すこととなりました。

3回目の利下げ時には「利下げは一時休止」の声明も出されました。

また、外交面では、英国のブレグジットへの動きがありました。

ボリス・ジョンソン氏が保守党党首として英首相に就任。

当初は10月31日にEU離脱を宣言していましたが、合意なき離脱回避のための「ベン法」が可決したことで、ジョンソン首相はEU離脱期限の3度目の延期を余儀なくされました。

しかし、ブレグジットに向けて着々と準備を進める与党・保守党は12月20日、EU離脱協定案を358対234の賛成多数で可決。

ジョンソン首相は、イギリスはブレグジットへ一歩近づいたと述べています。

米中貿易摩擦においては、5月に2000億ドル分の中国からの輸入品に対し米関税を25%引き上げ、さらに9月には1200億ドル分の輸入品にも15%の関税を追徴するなど過激さを見せておりました。

この様な背景を他所に世界の経済成長率は前年+2.7%と2018年の+3.3%からは減速しているものの堅調な伸びを見せました。

世界の株価は年初来+23.8%(FTSE全世界指数)、米国はダウ平均+22.0%、S&P500+28.5%、ナスダック+34.8%と2018年末の暴落も味方して強烈な伸びを見せました。

来年はどんな一年となるのでしょうか。

次項では2020年の見通しを考えてみます。

2020年の見通し

2020年のドル/円相場は若干のドル高(円安)、株価はブレグジットに左右されるものの、米経済は堅調に推移するのではと、たぴは考えています。

  • 金利差による影響
  • 堅調な米経済による影響
  • ブレグジットと米中摩擦による影響

金利差による影響

FRBの利下げ停止により他通貨と比較して高金利なドルに資産が集まりやすいです。

欧州は2019年の利下げもあり、預金金利はマイナスとなっています。

日本もマイナス金利ですから、FRBの利下げ如何に関わらず米金利が優位に働くでしょう。欧州の追加利下げも加われば、よりドル高に傾くと考えられます。

しかし一方では、欧州金利が低下したことで、ファンディング通貨※がユーロに移ってきています。リスクオフ時の円買いが減り、リスクオン時の円売りも減っていますので、以前の様な大幅な円高とまではいかないでしょう。

※ファンディング通貨…低金利通貨で資金調達し、高金利通貨で利鞘を稼ぐための資金調達通貨

堅調な米経済による影響

基本的には堅調に推移する米経済に釣られて、国内・海外投機筋のドル建て資産買いが進むことが考えられ、ドル高要因となります。

円は前述のファンディング通貨としての役割から外れつつあるため、円安要因としては限定的です。

ブレグジットと米中摩擦による影響

ブレグジットの延期は1月31日までとなっていますので、与党・保守党は、12月20日に可決したEU離脱協定案を武器に1月31日離脱の実現に向けて動くことになります。

移行期間は12月31日までとなっていますので、動きが見えれば英経済と英国に拠点を持つ企業の影響は大きなものになるでしょう。

米中貿易摩擦については、第一段階の通商協議が2019年内に予定されていましたが、米トランプ大統領は、合意に至るまでの期限はない、選挙後まで待った方が良いとも思っている、と述べており、2020年内の目処は立たず長期化が予想されるため、様子見姿勢となるでしょう。

まとめ

2020年のドル/円相場は若干のドル高(円安)、株価はブレグジットに左右されるものの、米経済は堅調に推移するのではと、たぴは考えています。

ブレグジットの早急な解決が英国の為ですが、EUとの調整不備で12月31日を迎える様な事は絶対にない様にしてほしいですね。

たぴ
たぴ

もしそうなったら2018年の相場再来かもね

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